鬱の日暮らし

「オーナーいるなら行く」に違和感があった話

お店がオープンしてから3年。自惚れでもなく、割とよく戴く言葉です。「オーナーいます?いるなら行こうと思うんですけど」。その時、受け取った時に違和感やちょっとした嫌悪感がありました。

勿論、言ってくださった方に悪気がないのもわかるし、愛情を持ってくれてるのもわかるのですが・・

僕自身のエゴ・受け取り方が悪いせいで、上手くキャッチできませんでした。完全に僕自身の問題で色んな人を傷つけている部分です。今、7割くらいは飲み込めるようになりましたが、あと3割。3割は壁を作ってしまうところがあります。

もっと気持ち良く言葉を受け取る事ができたらどんなに素敵だろう。と思います。

 

なぜ嫌なのか

そもそも、お店を立ち上げたのは趣味が好きな人が交わって欲しい。他の趣味の人と交わって欲しい。ほどよく自分の場所にして欲しい。という気持ちがあって始めました。

 趣味は年齢や立場を超える事ができるので、趣味を持ち寄る場所を作る事ができたら、色んな趣味や価値観の交換。普段会えない人とも出会える場所にできるんじゃないかって思ったんです。

 

でも、「オーナーがいるから行く」というのは完全に目的が「僕に会う」で、趣味関係ないし、僕自身もホストではないので色恋もする気ないし、されたら困るw

僕がいようがいまいが、趣味を楽しんで欲しいし持ち寄って欲しいし、気軽に立ち寄って欲しい。

 

と、思ってたんですが、きっかけが僕なのもアリだとは思うし、そこから色んな趣味を提示できれば、一つの在り方かな、と受け入れられるようになりました。7割は仕事としては失格で少ない割合ですが、今までは「オーナーいるなら~」を発せられた瞬間にシャッター下ろしてた僕なので、牛歩ですが進化かなぁと。

 

このキッカケで来て欲しい、はエゴなんですよね。頭ではわかってても中々体がついてこなくてw

今まで多くの人を傷つてきと思ってます。反省。これから許容範囲の7割を8割、9割。そして10割にしてもっと多くの人が交わる空間を作れるよう頑張りたいと思うところです。

 

いつも未熟ですいません。これからもお付き合いよろしくお願いいたします。

 

shuminova.net

 

※補足:この感じている事は主観であり、お店や会社を代表する言葉ではありません。スタッフの中には「そうじゃないじゃん!」と言ってくれる人もいたし、タイトルの言葉を暖かく感謝の気持ちでお店に還元してくれた人も多くいます。