鬱の日暮らし

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大人になればなるほど何も言えなくなるし書けなくなるよねぇ。

前は何でも書いてたのに不思議。

皮肉にも自分の好きなアーティストは薬をしてて。一人はもう若い頃になくなってて。いつの間にか彼の年齢を追い抜いてしまったけど未だまっすぐな人間性に救われてて。

もう一人薬をしたアーティストは今まだ世間の冷たい評価を受けてて。昔は経験浅くて理解できなかった歌詞も理解できるようになって泣かされてて救われてて。

なんだろう、確かに薬は悪い事で責められてるアーティストはそれ以上に色んな人を救ってて、勿論、点数方式ではなくてやったらアウトなのはわかるんだけど・・悲しい気持ちが先立つ。ゲスさんが謝ったってまた叩くんでしょばーかばーか的な事言って炎上してたけど気持ちはわからなくもない。どんなに謝罪したって悔やんだって「それなら最初からしなきゃよかった」に収束してしまう。どうしても罪は消えない。個人レベルで失敗してもそう。友達や恋人を裏切ってもそう。どんなに素敵な人でもどんなに後々挽回しようとしても許されないシビアな世界なんだよなとか。

そんな事を思いながら音楽って偉大だなとも改めて思って。今、何となく音楽の業界にいるけど、自分が支えたアーティストの曲が数年後には誰かの支えになってるのだろうかとか考えてみたり。自分が支えたり力になるなんて本当に僅かではあるけど。

自分のした事が仕事で誰かのためになって懺悔とか許されるとは思ってないけど自分を卑下しすぎて殺さないようにだけはしていきたい。罪は背負ったままでも少しでも世の中に良い事ができるならこれからも頑張りたい気持ち。多分自分の動きはアーティストのためになると思ってるし、それが数年後のファンを救う事になるんだと信じてる、過去の自分へのアドバイスは自分を責める事になるから悪い事はしない方がいいよ。と。罪は消えないけどスレずに良い事できるように考えよう頑張ろう。俺も頑張る。

 

youtubeのコメント見てると事件のきっかけで高校生が昔の曲聞いてはまったりしてるの素敵だなぁと。。嬉しいね。自分が小学生や高校生で聞いてた曲が今の同じ世代で共有されてるんだもんね。早くシーンに戻ってきてほしいけど、ただただ生きてくれてるだけ幸せと思う。